目指したのは美術館のような集合墓地です
伊那谷の豊かな自然を表現するのは地域が誇る伝統工芸

左納骨棚
南アルプス
蒔絵
蒔絵
中央通路から三尊仏を仰ぐ
文珠菩薩 釈迦牟尼仏 普賢菩薩
右納骨棚
中央アルプス
蒔絵
蒔絵
三尊仏画

中央通路の奥に輪島塗の三尊仏画(村上嘉道作)がご本尊として祀られます。
中央が釈迦牟尼仏、向かって右が文珠菩薩、左が普賢菩薩です。
蓮池の部屋
三尊仏の左右には蓮池の部屋が置かれます。この部屋の納骨棚には木曽漆の沈金によって極楽浄土を表した仏光と蓮池が描かれます。


- 沈金
- 漆工芸の装飾技法の一つ。漆を塗った面を刃物で彫り、その溝に漆を接着剤として金粉・金箔や顔料などを埋め込んで文様を描く。
中央通路

中央通路は伊那谷の自然を表現したものです。床は天竜川を表し、これを挟む左右の納骨棚は木曽漆の蒔絵によって南アルプス(向かって左)と中央アルプス(同右)、そしてそれぞれの山すそに咲き誇る四季折々の花々が描かれます。
- 蒔絵
- 漆工芸の装飾技法の一つ。漆で文様を描き、乾かないうちに金粉・銀粉などの金属粉や顔料の粉などを付着させて乾かし、固定する。
天井

天井には天の川があしらわれ、中央には住職の知己による日本画の龍図が嵌め込まれます。
映像で見る製作の現場
蒔絵(納骨棚扉)
沈金(納骨棚扉)
星空
石本愛子さん
沈金で美しい極楽を表現されたのは半世紀にわたり活躍されている漆工芸家の石本愛子さん。
参考:長野朝日放送「スゴイぞ!信州のものづくり」(2021年3月6日放送)