道元禅師の御生涯

目次

一、誕生から出家、修行

道元禅師は、正治二年(一二〇〇)正月二日(陽暦一月二十六日)、京都にお生まれになり……


二、正師を求めて

二月二十二日、京都の建仁寺を出発した一行は、九州博多にいたり、準備をととのえて、三月下旬、船出し、四月初旬には中国の明州慶元府の寧波港に到着しました……


三、如浄禅師との出会い

道元禅師が天童山に戻ると、すでに如浄禅師が住職として入っており、坐禅修行を中心とした厳格な……


四、帰郷

宝慶三年夏、道元禅師は既に嗣法し、如浄禅師の認める後継者の一人となっていました。嗣法というのは……


五、興聖寺を開く

このような坐禅を人々に勧め、正しい仏法を国中に広めたいとの強い願いを持った道元禅師は……


六、比叡山の圧迫

道元禅師は、その教えを世に打ち出す好機を迎えていました。このことは、国中に正しい仏法を伝えたいと願う道元禅師にとって……


七、越前山中に永平寺を開く

越前山中に移った道元禅師ら一行には、過酷な日々が待ち受けていました……


八、鎌倉下向

永平寺においては、きわめて綿密な行持が行われていました。道元禅師は、日常生活におけるすべての行いが修行であり……


九、示寂

永平寺に戻った道元禅師は、この後、一箇半箇の接得につとめられました。つまり……